笠間市下市毛:春風萬里荘(旧北大路魯山人邸)

2026年4月14日のことだが,笠間芸術の森公園(茨城県笠間市笠間)を訪問した後,春風萬里荘(茨城県笠間市下市毛)を訪問し,見学した。

春風萬里荘は,北大路魯山人(明治16年~昭和34年)が北鎌倉に開いた星岡窯の母屋として(別の場所にあった古民家を取得・移築し,改造して)使用されていた建物。
この建物は,北大路魯山人の没後である昭和40年に現在の場所に移築された。現在では,笠間日動美術館の分館として一般公開されている。

春風萬里荘の建物内部は往時のままに再現されているので,北大路魯山人の美意識や考え方を知るための重要な文化財の一つになっている。

一般に,北大路魯山人に関しては,「無位の真人」との語でも知られるその性格・言動に対して批判的な見解が決して少なくない。しかし,それは,要するに,凡庸または劣等な才能しかない者らの僻みまたは劣等感あるいは努力しても報われなかった者の妬みのようなもののなせるわざだったのかもしれないとも推察される。
そのような批判者がその後どのような人生を送ることなったのか,そのような批判者が現在でもなお当該分野において尊敬される者としての名を残していると言えるかどうかなどについては,調べていないので知らない。
本人がとうの昔に故人となっており,面談したことがないので本当のことは全く分からない。けれども,一般に,真に有能な人材でない場合,海外の著名評論家や著名財団などが注目するということはあり得なかったことだろうと思う。濱田庄司記念益子参考館(栃木県芳賀郡益子町大字益子)を訪問して見学した際にも似たような感覚を覚えたことではあるが,いろいろと考えることがある。
ただし,誤解のないように書いておくと,私自身は,北大路魯山人とその作品に対して深く敬意を表してはいるが,崇拝しているわけではないし傾倒しているわけでもない。北大路魯山人の生き方を真似しようとも思わない。私は,私自身の人生を歩む。

さて,春風萬里荘の建物内には,様々な作家の彫刻作品などが展示されている。更に,敷地内の庭園にも彫刻などが展示され,彫刻作品を主体とする美術館として機能している。
加えて,敷地内にはとても立派な長屋門が移築されている。

全体として,一見に値する。

ただし,現地は山の中なので,道路と駐車場が狭く,大型車の場合,ちょっと厳しいかもしれない。大型バス専用駐車場は,少し離れたところにある。


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春風萬里荘


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同上


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建物の彫刻(一部)


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玄関前の左側の狛犬


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玄関前の右側の狛犬


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アトリエとして使用した部屋と暖炉


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ステンドグラス


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石庭


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茶室「夢境庵」


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西の方から見た春風萬里荘


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小滝


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庭園の一部


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同上


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長屋門


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同上


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同上


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長屋門の説明板


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長屋門付近から見た春風萬里荘


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太鼓橋


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庭園の一部



 笠間日動美術館:春風萬里荘



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