浮島のオオカワヂシャ
2026年5月11日のことだが,妙岐ノ鼻(茨城県稲敷市浮島)とその周辺の蓮田などを訪問した。
2026年5月2日に訪問した際にカワヂシャ(Veronica undulata)を観ることができた蓮田の隣の区画に該当する蓮田の脇を通る農道を歩いて動植物を観察していたところ,その農道に沿って流れる水路にはカワヂシャがいっぱい生えており,開花しているのを観ることができた。素晴らしい。
ところが,この日に歩いた場所の中では1箇所だけ,外来種であるオオカワヂシャ(Veronica anagallis-aquatica)が生えており,開花しているのを発見したので,その写真を撮った。
一般に,オオカワヂシャは,在来種であるカワヂシャと比較するとずっと大きくなる植物であり,自然の生態系を破壊するという意味で侵略的な外来種であると同時に,農業に対しても深刻な影響を与え得ることが指摘されている。
なお,オオカワヂシャの花の大きさとカワヂシャの花の大きさはかなり異なっており,前者の方がずっと大きい。オオイヌノフグリ(Veronica persica)の花とタチイヌノフグリ(Veronica arvensis)の花の大きさと同じくらいの顕著な差がある。
写真だけではわかりにくいことなので,時間と手間がかかっても自生地で現物を観察することには大きな意味と価値がある。
オオカワヂシャ(Veronica anagallis-aquatica)
同上
カワヂシャ(Veronica undulata)
同上
同上
三河の植物観察:オオカワヂシャ 大川萵苣
侵入生物データベース:オオカワヂシャ
国土交通省:オオカワヂシャの生態的特徴と対策手法
バナーはシステムによって自動的に割り当てられるので,記事内容と関係のない項目が示されることがあります。
クリックしていただけると,励みになります。

この記事へのコメント