ウシハコベの花とキコシホソハバチ
2026年5月10日のことだが,菅生沼(茨城県常総市菅生町)を訪問し,遊歩道を歩いて散策した。
遊歩道を散策中,やや大型のハコベを観た。よく見ると花柱が5本ある。ウシハコベ(Stellaria aquatica)だった。
そのウシハコベの花を観察している間に小さなハチがやってきた。
その場では同定できなかったので,とりあえず写真を撮っておいた。
その後,図鑑等で調べてみた。
どうやらキコシホソハバチ(Tenthredo mortivaga)のようだ。
内藤親彦・篠原明彦・原秀穂・伊藤ふくお(写真)『日本産ハバチ・キバチ類図鑑』(北海道大学出版会)の451頁によれば,キコシホソハバチは,ハコベ類に寄生する。
類似する昆虫種として,シリアカセグロハバチ(Tenthredo leleji)があるが,メスでは触角の色が異なり,オス。メスとも,足の色が異なり,また,胸部の黄色斑紋の特徴がかなり異なる。
これらの識別点に留意して観察した上で,私が観たハチをキコシホソハバチだろうと判断した。
なお,このブログ記事内のキコシホソハバチの写真は,トリミング処理した画像をアップしたもの。
三河の植物観察:ウシハコベ 牛繁縷
虫ナビ:キコシホソハバチ
平群庵昆虫写真館:キコシホソハバチ
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