ハマボウフウの花とキスジツチスガリ
2026年5月9日のことだが,和泉浦(千葉県いすみ市岬町和泉)を訪問した。
砂丘地ではハマボウフウ(Glehnia littoralis)の花を観ることができた。
ハマボウフウの花は,開花し始め~満開状態まで個体差があった。
そのハマボウフウの花には,黒い腹部に黄色の輪状の斑紋のある小さな蜂がやってきていた。
やや大きな個体とやや小さな個体とが混在しており,頭部の色と足の色が異なるが同一種であり,キスジツチスガリ(Cerceris arenaria)だと判断した。大きな方の個体がメス,小さな方の個体がオスだろうと思う。
その顔面は,メンハナバチの仲間と誤認しそうな色合いとなっている。何となくハラナガツチバチの仲間のようにも見える。しかし,腹部にくびれた部分があり,トックリバチやドロバチの近縁種だろうと推測できる。そこから先は,詳細な図鑑をもっていないと同定できない。
2025年5月29日に和泉浦を訪問した際にも同じような蜂を見た。当時は同定に苦しみ,絞り込めなかったで見直してみた。やはりキスジツチスガリだったと考えられる。
なお,酷似する種としてアカアシツチスガリ(Cerceris albofasciata)がある。アカアシツチスガリのメスでは足が全部赤茶色になるが,キスジツチスガリではオス・メスとも後脚の腿節は黒色になる。
ハマボウフウ(Glehnia littoralis)
同上
同上
キスジツチスガリ(Cerceris arenaria)
同上
(メス)
(メス)
(メス)
(メス)
(メス)
(オス)
(オス)
(オス)
ヒゲおやじの蜂類生態図鑑:ギングチバチ科
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