久喜市菖蒲町小林:正眼寺

過日,曹洞宗・醫王山正眼寺(埼玉県久喜市菖蒲町小林)を参拝した。

正眼寺に関しては,『新編武蔵風土記稿』の「巻之二百八 埼玉郡之十 菖蒲領 小林村」の中に詳細な解説がある。近隣に小林村が複数存在するので,「菖蒲領」の小林村を探さないと正眼寺のことが分らない。

この『新編武蔵風土記稿』の記載によれば,元和年間頃に豊山雪大によって開山の寺院であり,本尊は薬師如来,「葛飾郡幸手宿鳳壽寺末」とのこと。
ただし,現在,幸手市内には「鳳壽寺」との寺号の寺院は存在しない。近似する読みの寺号をもつ寺院としては,曹洞宗・龍興山宝持寺(埼玉県幸手市北)がある。
境内に建立されている山内諸堂落慶記念碑には,慶長二年(1597年)に幸手市波寄の宝持寺第六世豊山東雪禅師を迎えて開山したとの旨が刻まれている。
「鳳壽寺」は幸手市の「宝持寺」と同一の寺院であり,「鳳壽寺」との表記は,雅号的な装飾表現の一種なのではないかと考えられる。

正眼寺は,江戸時代には徳川家から保護を受け大いに栄えたが,弘化3年(1846年)に発生した火災により,山門以外の堂宇を焼失した。その後,諸堂が再建され,現在に至っている。

山門の手前に小さな御堂があり,如意輪観音が祀られている。その造形は,他にあまり類例のないもののように思った。素晴らしい。


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山門


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寺号標


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本堂


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山内諸堂落慶記念碑


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鐘楼


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梵鐘


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閻魔堂


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閻魔堂建立経緯説明書


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金毘羅宮


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白山宮


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白山宮祠碑


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聖観世音菩薩


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地蔵尊・如意輪観音


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六地蔵


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境内の庭園で咲いていた牡丹の花


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同上


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東側入口の門



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