桶川市加納:光照寺
過日,真言宗智山派・花林山阿彌陀院光照寺(埼玉県桶川市加納)を参拝した。本尊は,阿彌陀如来及び不動明王。
光照寺に関しては,『新編武蔵風土記稿』の「卷之百四十九 足立郡之十五鴻巣領 上深井村 下深井村」に解説がある。
光照院の創始等の詳細は不明だが,僧・性圓によって開山の寺院とされている。
『新編武蔵風土記稿』によると,光照寺は,「下深井村壽院末」とのこと。この「壽命院」とは,真言宗智山派・殿林山壽命院金蔵寺(埼玉県北本市深井)のことを指す。壽命院は,文明年間に創始された寺院とされているので,光照院は,その頃またはそれ以降に創始された寺院ということになりそうだ。
埼玉県桶川市役所編『桶川市史 第7巻 社寺文化財編』(昭和61年)の291頁に収録されている光照寺の寺院明細帳の記載によれば,光照寺の本尊は不動明王,境内の十王堂の本尊は阿彌陀如来となっており,『新編武蔵風土記稿』でも不動明王を祀る寺院として記載されている。これらのことから,元は不動明王が本尊だったけれども,現在では阿弥陀如来及び不動明王を本尊とし,元の十王堂を不動堂として不動明王を安置するように変更になっているのだと理解できる。
現在の梵鐘は,昭和56年に鋳造・奉納されたもの。『新編武蔵風土記稿』では「元文二年の鋳造」としているが,戦時中に供出となったのだろうか?
光照寺の境内にあるコウヤマキの古樹は,埼玉県指定の天然記念物となっている。このコウヤマキに関しては,『桶川市史 第7巻 社寺文化財編』の486頁に解説がある。
光照寺入口付近・参道
参道脇にある青面金剛明王
参道脇にある地蔵尊など
山門と寺号標
山門脇の地蔵堂?
本堂
斜め前から見た本堂
半鐘
諸佛修復の碑
不動堂
鐘楼
梵鐘
十三佛
宝篋印塔
阿彌陀如来
古い供養塔
六地蔵
コウヤマキ
コウヤマキの説明板
コウヤマキの石碑
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