いすみ市内某所で見た大型のセリ科植物の一種
先日,いすみ市内某所の放棄耕地のような場所において,大型のセリ科植物の花を観た。
私が観た植物の茎は,毛がなく,緑色の縦筋がある。赤色の縦筋はない。高さは,人の背丈と同じくらいかそれよりも高いように見える。
ウド(Aralia cordata)のようにも見えないことはないが,茎の特徴などが異なるので,ウドではない。
そこで,ウコギ科植物ではなくセリ科植物だろうと推定し,天野誠・斎木健一・御巫由紀・倉俣武男・山本伸子・大場達之「千葉県いすみ市の維管束植物相」千葉中央博自然誌研究報告特別号233~295頁(2017年3月)に収録されている大型のセリ科植物の該当性を検討してみた。
結論として,私が観た植物は,シシウド(Angelica pubescens),ハナウド(Heracleum sphondylium),ハマウド(Angelica japonica),シャク(Anthriscus sylvestris)及びアシタバ(Angelica keiskei)のいずれでもないようだ。
念のため,セリ科の外来種に関しても調べてみたが,ドクニンジン(Conium maculatum)でもバイカルハナウド(Heracleum mantegazzianum)でもないようだ。
問題の植物は,クズ(Pueraria lobata)などの植物が濃密に繁茂している場所の中から茎が伸びて開花している状態であり,葉を確認できなかったので,結局,同定できなかった。
とりあえず,セリ科植物の一種(Apiaceae sp.)ということにしておく。
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