奥日光三本松園地付近で見たフタスジチョウ
2025年6月20日のことだが,奥日光の三本松園地(栃木県日光市中宮祠)を訪問した。
三本松園地~戦場ヶ原展望台付近を散策中,フタスジチョウ(Neptis rivularis)を何度も観た。ちょうどその時期だったのだろうと思う。
フラスジチョウは,栃木県内では奥日光だけに見られ,ホザキシモツケ(Spiraea salicifolia)を食草としているとのこと。
なお,戦場ヶ原~小田代原は特別保護地区であり,動植物の採集が禁止されている。
動植物の採集禁止に関して,湯川の釣人だけは例外のようであり,かつ,希少な動植物を踏みつけてどこでも歩いて自然環境を破壊し続けている。
誰から見ても奇妙なことだと思うが,釣人が木道から降りて自由に歩き回り,湯川の中で釣をするということが現実に日常的に起きている。
そのため,「釣人に許されているのであれば自分も」と考えて木道以外の場所を好きなように歩き回り,動植物を採取する者が出てきても全く不思議なことではないと思う。
事実,バズーカ砲のようなカメラを手にした野鳥マニアが湯川の中を歩いて野鳥撮影をしている姿を見かけたことが何度かある。
日本国政府当局及び栃木県当局は,抜本的かつ実効性のある防御措置と排除措置を講ずる必要性がある。
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