いすみ市国府台:五柱神社と国府台城跡(その1)

過日,五柱神社(千葉県いすみ市国府台)を参拝した。祭神は,地元の産土神とのこと。

五柱神社の由緒等の詳細は不詳。境内社として,三階稲荷社,水神社,道祖神社がある。

五社神社,三階稲荷社及び水神社は,他の多数の神社と共に明治40年に諏訪神社と合併して国吉神社となった。
そのことは,夷隅町史編さん委員会編『夷隅町史 資料集』(平成14年)の1144~1146頁に収録されている史料「神社合併願」(明治40年)及び同書1146~1147頁に収録されている資料「国吉町各神社合社契約書」(明治40年)によって確認できる。
にもかかわらず,五柱神社,三階稲荷神社及び水神社は,現在の鎮座地に現実に鎮座している。第二次世界大戦後に分離して旧に復したのかもしれないが,その関係の資料等を見つけられない。

五柱神社の境内地は,土岐氏(三階氏)の国府台城一郭に相当する場所であり,元は城郭を構成する構造物が存在したと考えられることから,天正18年(1590年)に徳川勢に攻められて万喜城(万木城)が落城し,国府台城も焼き払われた後になってから創建された神社だと考える見解が多い。

しかし,国府台城があった時点から既に土岐氏(三階氏)の氏神であり,城を鎮守または守護するための稲荷社の祠があったと考える方が合理的である。
現在でもこのあたりの富農の屋敷内に立派な氏神が祀られていることが多い。

あくまでも私的な推測としては,国府台城が消滅した後,帰農して中村を名乗るようになった土岐氏(三階氏)の子孫である人々が一族の祖を崇敬するために再建し,守り,維持してきた神社なのではなかろうか。

五柱神社の由緒等と関連する史料等を探してみたけれども,まだ発見できていない。


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五柱神社入口付近


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参道


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石段と鳥居


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社殿


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斜め前から見た社殿


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境内社(三階稲荷社)


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境内社(水神社・金精様)


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境内社(道祖神社)


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手水



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