カニグモの一種

2025年6月9日の昼頃のことだが,午前中は自宅のPCで仕事に集中した後,午後の後半からの仕事の前の空き時間を利用して高崎自然の森(茨城県つくば市高崎)を訪問し,高崎自然の森の西側にある稲荷川護岸堤などを散策した。

散策中,カニグモの仲間と思われるクモを見つけ,その写真を撮った。

写真から判断すると,ヤミイロカニグモ(Xysticus croceus),オオヤミイロカニグモ(Xysticus saganus),アズマカニグモ(Xysticus insulicola)のいずれかだろうと考えられるのだ。

しかし,それ以上細かく同定しようとすると,採取して生殖器(外性器)の形状を顕微鏡観察しないといけないので,写真だけでは同定できない。私は,採取しない方針なので,顕微鏡を用いた観察を要するような細かな同定ができない。

なお,八木沼健夫『原色日本クモ類図鑑』(保育社,昭和61年)のPL.54,201~202頁によれば,ヤミイロカニグモの体長はオスが5~6mm,メスが7~8mm,オオヤミイロカニグモの体長はオスが5~6mm,メスが10mmとされている。

農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)『農業に有用な生物多様性の指標生物調査・評価マニュアル』の口絵内にある記述によれば,アズマカニグモの体長は,オスが4~6mm,メスが5~11mmとされている。

私が観た個体は,体色の特徴からメスと思われる。体長だけを重視すると,オオヤミイロカニグモまたはアズマカニグモに該当する可能性がある。

とりあえず,カニグモの一種(Xysticus sp.)としておくことにする。


Xysticus sp.


Xysticus sp.


Xysticus sp.


Xysticus sp.


Xysticus sp.


Xysticus sp.



 農業に有用な生物多様性の指標生物調査・評価マニュアル



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