山武市殿台:鹿島神社
先日,鹿島神社(千葉県山武市殿台)を参拝した。祭神は,武甕槌命。
鹿島神社に関しては,成東町史編集委員会編『成東町史 通史編』(昭和61年)の1140~1141頁に解説がある。
この解説によれば,鹿島神社は,元殿台村村社であり,天保十三年十二月と刻まれた御手洗石及び常夜灯一対があるとのこと。この御手洗石と常夜灯は現存している。
そのことから,鹿島神社は,遅くとも天保13年(1842年)以前に創始された神社であることになる。
また,『成東町史 通史編』の解説によれば,古来殿台地区には鹿島神社の外に熊野神社と水速女神社があったが,大正7年に氏子が協議して三社合祀したとのこと。また,拝殿は合祀前の鹿島神社であり,本殿は合祀前の水速女神社の宮殿だったとされている。
水速女神は,弥都波能売神または罔象女神とも表記される水神。この地域の安全と豊作を祈願して建立された神社なのだろうと思う。
鹿島神社の境内には,三社合祀の記念碑が建立されている。
この合祀記念碑と並んで,延宝8年(1680年)の庚申塔が建立されている。
この庚申塔は,合祀された熊野神社にあったものではないかと推測されるものの,山武市教育委員会に問い合わせて確認したわけではないので,単なる推測に過ぎない。庚申塔それ自体としては非常に立派なものであり,文化財としての価値が高い。
鳥居
拝殿と常夜灯
本殿
手水と井戸
合祀記念碑(大正7年)と庚申塔(延宝8年)
庚申塔(延宝8年)の側面
古い供養塔
古い手水
バナーはシステムによって自動的に割り当てられるので,記事内容と関係のない項目が示されることがあります。
クリックしていただけると,励みになります。

この記事へのコメント