取手市宮和田:信楽寺
過日,浄土宗・安心山信楽寺(茨城県取手市宮和田)を参拝した。本尊は,阿弥陀如来。
信楽寺に関しては,野口如月『北相馬郡志』(大正7年,復刻版・昭和50年)の260頁に解説がある。同書では,信楽寺の院名を「務名院」としている。
また,藤代町史編さん委員会編『藤代町史 通史編』(平成2年)の434頁にも信楽寺の解説がある。同書では,信楽寺の院名を「称名院」としている。
これらの解説によれば,信楽寺は,天正年間に聖理道の開山により,飯沼弘経寺として知られる寿亀山天樹院弘経寺(茨城県常総市豊岡町甲)の末寺として創始された寺院。
『藤代町史 通史編』によれば,信楽寺に安置されている不動明王立像(像高約30cm)は,江戸時代初期の作品であり,祐天和尚が修行中に持参したものとのこと。
山門(四脚門)
本堂
斜め前の方から見た本堂
観音堂(聖観世音菩薩)
水かけ地蔵
大師堂?
古い供養塔など
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