牛久沼のムナグロ
昨日(2025年4月20日)のことだが,ずっとPCの前に座って仕事を続けていて疲れたので,午後になってから短時間だけ牛久沼水辺公園(茨城県龍ケ崎市佐貫町)を訪問し,牛久沼水辺公園とその周辺を散策した。
同じ場所には2025年4月16日にも訪問しており,その際にはまだユリカモメ(Chroicocephalus ridibundus)の群れがいるのを確認していたのだけれども,昨日にはその姿が全く見られなかった。繁殖地に渡ってしまったのだろうと思う。
他方,2025年4月16日には,あまり見かけない灰色のチドリの仲間がときどき飛んでいるのを目視していたのだけれども写真撮影できなかったので,どうにか観察できないものかと思い,その灰色のチドリを見かけた場所付近を丁寧に探してみた。
幸運にも発見できた。それは,ムナグロ(Pluvialis fulva)だった。
そのムナグロは,単独ではなく,既に夏羽に移行した個体と冬羽~夏羽の個体が混在する小グループだった。正確ではないが,4羽~5羽くらいで構成される小グループだったのではないかと思う。
夢中になって写真を撮った。
ただし,撮影場所からそのムナグロの小グループがいた場所までは約100mの距離があり,愛用のコンパクトデジカメでは性能の限界を超えているので,精密な写真を撮ることは最初から無理。
しかも,強風の中で身体が揺れてしまうので,手持ち撮影をしている私としてはとても苦労した。頑張って撮影し,どうにかこうにか識別可能なレベルを撮影することには成功したのではないかと思う。
たまたまその場を通りかかった人から「何を撮影しているのですか?」と声をかけられたので,「鳥です」と答えた。
しかし,相当慣れている人でない限り,その場所に小さなチドリの仲間がいることを肉眼で即座に視認することは無理だと思うので,たぶん,「ちょっと変わった人だ」くらいに思われたのではないかと思う(笑)
そのムナグロの小グループがいた場所付近には,複数のタシギ(Gallinago gallinago)と複数のコチドリ(Charadrius dubius)と思われる野鳥もおり,ムナグロの小グループと混在するような状態で泥をつついて何か食べ物を探していたので,その写真も撮った。
夏羽成鳥
同上
同上
同上
同上
夏羽成鳥(左上)と冬羽~夏羽移行中の成鳥(右下)
同上
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冬羽~夏羽移行中の成鳥
同上
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コチドリ
同上
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同上
タシギ(奥)と冬羽~夏羽移行中のムナグロ成鳥(手前)
タシギ
ユリカモメが去った後の牛久沼
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