平磯海岸のメダイチドリ
昨日(2025年4月18日),平磯海岸(茨城県ひたちなか市平磯町)を訪問し,動植物を観察した。
遠くまで潮が引いており,普段は水底に沈んでいる岩場が水面上に現れていた。
岩場に海藻が生えているような場所で,メダイチドリ(Charodrius mongolus)の群れが食べ物を探しているのを観ることができた。正確に計測してたわけではないが,合計15~20羽くらいの規模の群れのように見えた。
ほぼ同じ場所にミユギシギ(Calidris alba)の群れとハマシギ(Calidris alpina)の群れもおり,それらの群れは,入り混じったり離れたりを繰り返していた。ときおり,コチドリ(Charadrius dubius)も混じっていた。
メダイチドリの群れに関して言えば,既に夏羽に移行した個体と冬羽の状態の個体そして移行中のように見える個体とが混在する群れだった。素晴らしい。
ところで,メダイチドリの中で既に夏羽になっている個体であっても,胸の羽色の赤褐色部分が広く鮮やかな色をしている個体と,その部分が比較的狭く淡い色をしている個体とがあった。前者がオス,後者がメスだろうと判断した。ただし,確実ではない。
なお,どの図鑑をみても,オスでは赤褐色の羽色の上部には黒色の帯のような部分があることになっている。私が観た個体は,黒色の帯のような部分が鮮明と言える程度まで明瞭ではない個体が多かった。
黒色の帯のような部分の明瞭度には,個体差があることは当然の前提とした上で,時機的な差異もあリ,冬羽から夏羽に移行中には必ずしも明瞭ではないことがあるのではないかと想像される。
磯の様子
(夏羽成鳥オス)
(夏羽成鳥オス)
(夏羽成鳥オス)
(夏羽成鳥オス)
(夏羽成鳥オス)
(夏羽成鳥オス)
(夏羽成鳥オス)
(夏羽成鳥オス)
(冬羽~夏羽移行中の成鳥オス?)
(夏羽成鳥メス)
(夏羽成鳥メス?)
(夏羽成鳥メス?)
(夏羽成鳥メス?)
(冬羽~夏羽移行中の成鳥メス?)
(冬羽成鳥メス?)
(冬羽成鳥メス?)
(奥はハマシギ(Calidris alpina))
(擬傷行為)
(擬傷行為)
メダイチドリの群れ
メダイチドリの群れ
(ミユビシギ(Calidris alba)が混在)
メダイチドリの群れ(ミユビシギが混在)
メダイチドリの群れ(ミユビシギが混在)
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