つくば植物園:つくば蘭展・2025年春(その2)
昨日(2025年3月17日),仕事が一つ終わったので,つくば植物園(茨城県つくば市天久保)に出かけた。
つくば植物園では,2025年3月16日~3月23日の予定で「つくば蘭展」が開催中だ。
展示会場は3つに分かれている。
研修展示館1階では,つくば植物園のコレクションの中から開花中のラン科植物原種が展示されている。
展示されているラン科原種植物の種類は,約300種類とのこと。
(会場の設営だけではなく展示する個体の選定と養生などを含め)開催準備の手間や(会場のガイドや盗難防止を含め)開催中の運営などを考えると,大変な苦労があるのだろうと思う。
何にしろ,死んで遺骸となった標本ではなく,生きた標本としての植物個体の集合なので,「単純に展示する」ということだけではこのようなイベントを開催することができない。
そのおかげで貴重なラン科植物の原種の実物を観ることができる。まことにありがたいことだと思う。
撮影した写真の中から幾つか紹介しようと思う。
温室のある区画付近の様子
研修展示館の会場入口付近
シンビジウム・アトロプルプレウム
(Cymbidium atropurpureum)
同上
様々なデンドロビウム
キロスキスタ・ビリディフラバ
(Chiloschista viridiflava)
ポマトカルパ・スピカタ
(Pomatocalpa spicata)
オオナギラン
(Cymbidium lancifolium var. syunitianum)
同上
ジャコウキヌラン(Zeuxine odorata)
ヒメトケンラン(Tainia laxiflora)
デンドロビウム・オバトゥム
(Dendrobium ovatum)
マスデバリア・プロディギオサ
(Masdevallia prodigiosa)
マクシラリア・ポネランタ
(Maxillaria ponerantha)
エピデンドルム・シュレヒテリアヌム
(Epidendrum schlechterianum)
ミルトニオプシス・レズリイ
(Miltoniopsis roezlii)
パフィオペディルム・ジャワニクム
(Paphiopedilum javanicum)
ブルボフィルム・ロビイ・ブレビフロルム
(Bulbophyllum lobbii subsp. breviflorum)
セロジネ・リカストイデス
(Coelogune lycastoides)
国立科学博物館筑波実験植物園(つくば植物園)
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