コオリガモ
2025年3月7日のことだが,日本農業遺産に認定されている八丁湖(埼玉県比企郡吉見町黒岩)を訪問した。
八丁湖の遊歩道を歩いていたところ,三脚を立てて野鳥を撮影している人たちが集まっている場所があった。コオリガモ(Clangula hyemalis)を撮影しているのではないかと思い,カメラが向けられている先の方を見ると,マガモ(Anas platyrhynchos)の小グループの中に1羽だけコオリガモが混じっていた。自分の仲間の群れからはぐれてしまったのだろうか?
その時点では寝ていたのだが,そこでは撮影せず,撮影者がいない対岸の方まで行き,そこから見ていたら,目を覚まして羽繕いを始めたので,愛用のコンパクトデジカメを用い,手持ちでその写真を撮った。結構距離があるので,鮮明な写真ではない。
そのあと,八丁湖の奥の方まで歩いて行き,再び戻ってくると,さきほど撮影していたのと同じ人々が少しだけ位置を変えて同じコオリガモを撮影していた。随分根気強いものだと感心した。
その人たちが三脚を立てている場所に割り込みたくないので,少しずれた位置から数枚だけ写真を撮った。撮影位置との関係から構図としてはあまり良い写真ではないけれども,鮮明度は高い写真を撮ることができた。
コオリガモの実物を観るのは,これが初めて。
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