銚子市馬場町:銚港神社と金刀比羅宮など
過日,真言宗・飯沼山圓福寺(千葉県銚子市馬場町)の観音堂に隣接する銚港神社と金刀比羅宮を参拝した。
銚港神社に関しては,千葉縣海上郡教育會編『千葉縣海上郡誌』(大正6年・復刻版昭和60年)の955~957頁に詳細な解説がある。
銚港神社のホームページによれば,その祭神は,闇淤加美神。明治42年に愛宕神社(祭神・火遇突智命)を合祀した。
『千葉縣海上郡誌』の945頁では,銚港神社の祭神に関し,勧請年月日不詳の闇龗神を祭神としており,また,創始時期に関し,同書の955~956頁は,応永2年(1395年)とし,往時は「龍蔵権現」と称したが,明治2年に銚港神社と改称したとしている。
「闇龗神」と「闇淤加美神」は,同一神の別表記。龍神を指すと理解されている。
現在の銚子市に相当する銚子領は,享保2年(1717年)に高崎藩の領地となったので,高崎藩の領地になった時期以降においては,高崎藩の保護を受けた神社なのだろうと推定されるが,それ以前の状況についてはよく分からない。
銚港神社には,境内社として金刀比羅宮がある。金刀比羅宮の祭神は,大物主命。
更に,金刀比羅宮のすぐ近くに,荼枳尼天社がある。
境内には公孫樹の巨木がある。
鳥居
鳥居脇の大公孫樹
参道
拝殿
本殿
左側の狛犬(鳥居近く)
右側の狛犬(鳥居近く)
左側の狛犬(拝殿前)
右側の狛犬(拝殿前)
天照皇大神
手水
境内社(金刀比羅宮)の鳥居
境内社(金刀比羅宮)の社殿
荼枳尼天社
銚港神社
この記事へのコメント