久喜市鷲宮:鷲宮神社境内遺跡
過日,鷲宮神社境内遺跡(埼玉県久喜市鷲宮)の所在地を見学した。
鷲宮神社境内遺跡中の穴辺地区の遺跡(縄文時代前期・中期の集落跡遺跡)からは土器が出土しており,堀之内地区の遺跡(奈良・平安時代の集落跡遺跡)からは土師器と須恵器が出土している。
久喜市遺跡地図によれば,鷲宮堀之内遺跡の遺跡包蔵地の範囲は,鷲宮神社の境内地全域に及んでいる。
とは言っても,地上には,参道の金灯籠の近くに「鷲宮堀内遺跡」と記された標石があるだけなので,遺跡所在地のようには見えないかもしれない。
しかし,この遺跡は,極めて重要な古代遺跡の一つ。鷲宮神社の起源と深い関係のある遺跡なのだろうと推察される。
この標石の背後にある「みひかりの池」と呼ばれる池は,古代の地形の残存物の一部なのだろうと思う。
標石
金燈篭
みひかりの池
説明板
鳥居
石祠
池のすぐ近くにある境内社(久伊豆神社)
同上
境内林
久喜市:埼玉県選定重要遺跡鷲宮神社境内遺跡
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