久喜市菖蒲町菖蒲:吉祥院
過日,真言宗豊山派・袋田山安穏寺吉祥院(埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲)を参拝した。本尊は,不動明王。
忍領三十三観音霊場第二十番札所となっている。観音霊場としての本尊は,馬頭観世音。
吉祥院は,神亀年間に行基によって開山された古い寺院。その後,応永21年(1414年)に中興開山となり,菖蒲城の城主・佐々木氏(金田氏)の保護を受けたが,兵火によって焼失し,慶安2年(1649年)に再興され,徳川家から保護を受けた。
吉祥院に伝わる絹本着色如意輪観音像は,埼玉県の文化財に指定されている。
現在の本堂,観音堂等の諸堂は,非常に立派だった。
吉祥院入口付近
山門
本堂
本堂落慶記念碑
不動堂
不動堂の彫刻(一部)
医王尊堂
観音堂(馬頭尊)
弁財天堂(大辨財天女)
鐘楼
鐘楼の彫刻(一部)
梵鐘
石塔
石塔
六地蔵
地蔵尊など
古い供養塔
境内で開花していた素心蝋梅
久喜市:県指定 絹本着色如意輪観音像
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