マルガモ
2023年12月に茎崎運動公園内(茨城県つくば市下岩崎)でマルガモ(Anas platyrhynchos × Anas zonorhyncha)と思われるちょっと変わったカモを見た。
先日,同じ場所を再訪したところ,同一個体と推定される交雑カモを再度見ることができた。
カモの仲間を詳しく観察するようになってから日が浅く,まだまだ無理蒙昧な段階から抜け出てはいない。とはいえ,それなりに多数の個体を観察するようになったので,ちょっと変わった個体を見つけることがやや多くなってきた。
可能な限り多数の個体の観察を蓄積し,経験を積むことの重要性を痛感している。
なお,カモの仲間の自然交雑(雑種)に関しては,氏原巨雄・氏原道昭『決定版日本のカモ識別図鑑』(誠文堂新光社,2015年)の147~156頁に網羅的な参考図と解説がある。
一般に,現代の学術上の諸領域においては空理空論だけの理屈や荒唐無稽の理屈と評価せざるを得ないものが散見されるが,仮説としての理論や式や要件の適用対象である事実(fact)の集合を直接に知し,仮説としての理論が適正に適用可能かどうかを検証するという地道で時間のかかる思考過程を経ていないのでそういうことになるのだろうと推測している。
無論,意図的に生成された偽情報の範疇に属するものは,論外だ。意図的なものではないとしても,例えば,生成AIシステムを使用した結果として,当該システムを使用した者の過失によって偽情報の範疇に属する情報が自動生成されるような場合も同じ。
このような偽情報の生成に関しては,いずれの場合においても,民事・刑事の法的責任を考えなければならない。
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