稲敷市で見たチョウゲンボウ
2025年1月11日のことだが,本来の仕事である調査を兼ね,稲敷市江戸崎~古渡付近などを約5時間かけて歩き,自然保護の現況等を観察した。
小野川東岸地区に位置する護岸堤の上を歩いていたら,電柱の上にチョウゲンボウ(Falco tinnunculus)がとまっているのが見えた。
逃げられないギリギリの距離まで近づき,その写真を撮った。私の愛用のコンパクトデジカメの性能を超える長い距離なので精密な写真を撮ることはもともと無理なことなのだが,どうにかこうにか識別可能な写真を撮影できたと思う。
そうやって写真を撮りながら観察していたところ,突然,約200m離れた枯草の原の近くにある畦道をめがけてそのチョウゲンボウが突進した。何かを捕まえたようなのだが,はっきりとは確認できなかった。
そのチョウゲンボウは,元の電柱に戻ると何かを食べているようなしぐさをしていたのだが,はっきりとは分からなかった。羽繕いをしていただけかもしれない。
それにしても,自然界では一瞬の油断も許されない。それでおしまいとなる。
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