自宅近くの里山で見たノスリ
2025年1月14日のことだが,自宅近くの里山を散策した。
家庭内の事情により基本的に待機状態となり,自宅でできる仕事をしていた。どうにか状況が好転したのだが,連絡待ちなどのために御前9時を過ぎてしまったので,歩いて行けるところを散策することにした。
調整池のあたりを移動中,突然,池で泳いでいたコガモ(Anas crecca)の群れが騒ぎ出したので周囲を見渡したところ,ノスリ(Buteo japonicus)と思われる猛禽が頭上を舞いながら降りてきて,すぐ目の前の電信柱にとまった。
一般に,ノスリは,野原で野ネズミなどの小型動物を狩り,捕食するのが普通なのだが,鳥類も捕食するようだ。
コガモ達は,自分達を襲う猛禽かもしれないと警戒していたのだろうと想像するが,ノスリが水上を泳いでいるコガモを襲うとはちょっと考え難い。
では,そのノスリは一体何を狙って降りてきたのだろうか?
私には見えなかったけれども,すぐ近くに野ネズミの類がいたのかもしれない。あるいは,すぐ近くの路上をアオジ(Emberiza spodocephala)が歩いていたので,可能性の問題としては,そのアオジを狙っていたのかもしれないとも考えられる。
ただし,ハイタカ(Accipiter nisus)のような猛禽が小型の鳥に襲いかかるところは実際に観たことがあるが,ノスリが小型の鳥を狙うところを目撃したことはない。
とりあえずその場所から2枚だけ写真を撮ったところでそのノスリは飛び去ってしまった。残念・・・
調整池のコガモ(Anas crecca)
ノスリ(Buteo japonicus)
同上
同上
同上
近くの路上を歩いていたアオジ(Emberiza spodocephala)
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