鉾田市みのわ水鳥公園で見たオオジュリン
2025年1月13日のことだが,鉾田市みのわ水鳥公園(茨城県鉾田市箕輪)を訪問し,同公園とその周辺を散策した。
家庭内の事情により基本的に待機状態となり,自宅でできる仕事をしていた。どうにか状況が好転したので,何かあってもすぐに対処可能な範囲内にある場所ということで,この公園を訪問することにした。
枯れたヨシの原にはときどき野鳥の姿が見える。ただし,大概の個体は叢の中に隠れているので,その姿を写真に撮ることは簡単ではない。
撮影してきた写真を基礎として検討した結果,この日に観たヨシの原の野鳥の中で最も個体数が多かったのはオオジュリン(Emberiza schoeniclus)だと判断した。
そのような野鳥の中にはカシラダカ(Emberiza rustica)のように見える個体も含まれている。しかし,脚の色や羽色の特徴などから,カシラダカではなくオオジュリンだと判断した。
撮影できたオオジュリンは,主に,喉のあたりの羽が既に黒色になり始めているオス。メスも視認できたのだけれども,写真撮影できなかった。
繁殖期にはもっと羽色の特徴がもっと明確になっており,そのような個体を霞ヶ浦総合公園(茨城県土浦市大岩田)で観たことがあるが,それはまだ先の時期のことだ。
オオジュリンの中には,銀色のアルミの足環をつけた個体が見られた。ただし,どこで,誰によって,どのような理由でその足環がつけられたのかは分からない。
オオジュリン以外の種でヨシの原の中にいた野鳥としては,スズメ(Passer montanus),メジロ(Zosterops japonicus)とウグイス(Horornis diphone)を視認し,その写真を撮った。アオジまたはホオジロも存在した可能性があるが,明確には視認できなかった。
なお,こららのヨシの原にいた野鳥のほか,主に樹の枝にとまっている野鳥や水面に浮かんでいる野鳥なども観察した。
(オス)
(オス)
(オス)
(オス)
(オス)
(オス)
(オス)
(オス)
(オス)
(足環をつけたオス)
(足環をつけたオス)
オオジュリンが擬態していると推測されるガマの穂綿
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