龍角寺104号墳再訪
2024年12月26日のことだが,龍角寺104号墳を再訪した。
龍角寺104号墳は,1辺34m・高さ2.7mの方墳とするのが一般的な見解。しかし,別の見解が成立する見込みが高まったというので,再訪して見学することにした。
古墳の墳形に関しては,(墳丘築造当時の姿を目にした者は生存していないので)現況の姿からの想像による仮説の一種だと言える。
一般に,通説であれ定説であれ,学説というものは本質的に全て仮説の範疇に入る主観的観察結果に関する過去の記述であることから抜け出ることができないものなので,将来のある時点で全面的に覆される可能性を常に伏在させている。
近時の非破壊調査の結果により,龍角寺104号墳の墳形に関しては,方墳説を改め,円墳とされることになる可能性が高い。
南西の方から見た104号墳(左手前)と105号墳(右奥)
南東の方から見た104号墳所在地
南東の方から見た104号墳の石室
104号墳の説明板
104号墳の石室近影
104号墳の石室材の残骸?
南東の方から見た104号墳
南東の方から見た105号墳
岩屋古墳に隣接の「104号墳」は円墳だった 早大と栄町教委が共同調査 非破壊調査で解析「一石を投じる新たな知見」
東京新聞:2024年11月26日
バナーはシステムによって自動的に割り当てられるので,記事内容と関係のない項目が示されることがあります。
クリックしていただけると,励みになります。
この記事へのコメント