白井市平塚:延命寺
過日,真言宗豊山派・普登山蓮華院延命寺(千葉県白井市平塚)を参拝した。本尊は,地蔵尊。
延命寺に関しては,千葉縣印旛郡役所編『千葉縣印旛郡誌』(大正2年)の復刻版である『千葉県印旛郡誌 後篇』(臨川書店,昭和60年)の546頁に解説がある。
延命寺のホームページによれば,延命寺は,寛弘2年(1005年)に開祖・賢澄上人が草庵を建てたのが始まりの古い寺院とのこと。その後の延命寺の歴史は,平塚村の火災による堂宇焼失と萬治3年(1660年)の再建,明治維新の廃仏毀釈による廃寺など苦難が多かったようなのだが,現在では改修工事等により建造物が立派に刷新され,堂々たる寺院となっている。
境内には寛文8年(1668年)建立の大きな観音堂があり,千葉県の有形文化財(建造物)に指定されている。観音堂の本尊は十一面観世音菩薩。
また,境内にある十九夜供養塔は,白井市の有形民俗文化財に指定されている。
延命寺入口付近
駐車場~入口付近の様子
山門
文化財の説明板
手水
南無大師遍照金剛
聖徳太子
地蔵尊
延命寺の維持管理の変遷
本堂
南無大師遍照金剛
観音堂
観音堂修復落慶法要記念碑
観音堂の説明板
鐘楼
梵鐘
梵鐘の説明板
大師堂(印西大師第五十四番)
大師堂の御詠歌
大師堂(東葛印旛大師第六十五番・第八十四番)
合格祈願の御堂?
十九夜供養塔
十九夜供養塔の標柱
三山碑
歴代住職の墓所
駐車場にある四阿
宗教法人 延命寺
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