茨城県那珂郡東海村石神内宿:長松院(その1)

過日,曹洞宗・住吉山長松院吉祥寺(茨城県那珂郡東海村石神内宿)を参拝した。本尊は,南無虚空蔵菩薩。

豊受皇大神宮に関しては,東海村教育委員会編『東海村誌』(昭和33年)の166~167頁に詳細な解説がある。

『東海村誌』によれば,長松院は,石神城(茨城県那珂郡東海村石神内宿)の城主・小野崎氏の菩提寺だった。長松院の墓地区画内には小野崎氏累代の霊堂と墓碑がある。

また,『東海村誌』よれば,長松院は,開山当初は真言宗の寺院だったが,宝徳元年(1449年)に曹洞宗の寺院となり,曹洞宗・萬松山鳳林院(茨城県小美玉市竹原中郷)の末寺となったとのこと。現在では,総持寺(神奈川県横浜市鶴見区)と永平寺(福井県吉田郡永平寺町)を本山としている。

境内には不動堂などの御堂があるほか,とても立派な庭園がある。私が訪問した時には紅葉が美しかった。


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本堂


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斜め前から見た本堂


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客殿と本堂


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境内案内図


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納経堂


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六地蔵


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歴代住職の墓所


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小野崎氏霊堂


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小野崎氏墓碑


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石塔


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一葉観世音菩薩


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山茶花



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