二戸市福岡:九戸城跡(その4)
過日,九戸城跡(岩手県二戸市福岡)を訪問し,見学した。
九戸城は,九戸氏が居城にした戦国時代末期の大規模な城であり,最後の城主・九戸政実とその一族は,天正18年(1590年)の奥州仕置の際,豊臣秀吉の大軍によって滅ぼされた。
九戸政実と九戸城跡に関しては,二戸市史編さん委員会編『二戸市史 第一巻 先史・古代・中世』(平成12年)の670~712頁に詳細な解説がある。
本丸及び二の丸の土塁,石垣跡,桝形などは丁寧に復元されており,ゆっくりと歩きながら観察すると,とても勉強になる。
本丸の南東側にある虎口から本丸内に入り,見学した。本丸内には建物の柱跡などがわかるように展示が工夫されている。
本丸跡からは折爪岳が良く見える。歴代の城主もこのようにしてその山容を拝したのだろうと想像した。
本丸虎口付近の様子
本丸東側土塁内側の様子
九戸城本丸跡の標石
九戸城本丸の説明板
本丸虎口付近から見た本丸内の様子
本丸南側の土塁内側の様子
土塁の上から見た本丸の南側にある空堀
同上
土塁の上から見た本丸内の様子
建物跡の一部復元
同上
建物跡群の所在地付近の様子
建物柱穴跡の展示(一部)
同上
同上
同上
本丸跡から見た二戸市内の様子
本丸跡から見た折爪岳
本丸追手付近から見た本丸東側の土塁内側の様子
(奥は本丸虎口付近)
本丸追手門跡付近
土塁跡の上に祀られている石祠
本丸東側の空堀
同上
二の丸の方から見た本丸追手付近の様子
同上
二の丸の南側にある自然の断崖
二の丸(左)の南側にある深田堀跡
パンフレットボックス
二の丸南東端付近の堀跡
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