2023年10月28日に成東・東金食虫植物群落で見たシロバナサクラタデ
約1年前のことになるが,2023年10月28日に成東・東金植物群落を訪問した。
晩秋の低層湿原の植物を観ることができた。
シロバナサクラタデ(Persicaria japonica)と思われる植物が開花しているのを見つけた。
この植物に関して,成東・東金食虫植物群落を守る会のサイトではサクラタデ(Persicaria odorata subsp. conspicua)としている。
標本を採取して細かく観察することができないので確実ではないが,見学可能な場所から外形的形質を観察した結果だけから判断すると,全ての識別点が一致するのはサクラタデではなくシロバナサクラタデだと思われる。
なお,これまで観てきた結果からすると,シロバナサクラタデの種内の個体差があり,葉の形状や花冠の形状等の相違も大きい。三河の植物観察のサイトでは,花柱が長いタイプのものと短いタイプのものの写真が掲載されている。
三河の植物観察:シロバナサクラタデ 白花桜蓼
三河の植物観察:サクラタデ 桜蓼
成東・東金食虫植物群落を守る会
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