タマスダレの花の上で
事情により遠くまで出かけられない状況が続いているので,自宅で行うことのできる仕事に集中している。
2024年10月11日は良く晴れたので,午前中に自宅近くの里山を散策。長時間歩くと元気が回復する。
いつも通る花壇に目をやると,タマスダレ(Zephyranthes candida)の花が咲いていた。
タマスダレは,それ自体としては特に珍しい植物ではない。しかし,直観的に何かいるように感じたので,近づいて観察してみた。
蠅と芋虫がついていた。
蠅は,翅の模様がちょっと変わっており,透明の部分が多くてあまり端黒になっていないので別種かもしれないと思って検討してみたが,たぶん,ツマグロキンバエ(Stomorhina obsoleta)のオスだろうと思う。花粉を食べることに夢中になっている。
芋虫は,ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)の幼虫だろうと思う。植物体全部を食べてしまうことになるのだろう。ハスモンヨトウは,様々な野菜や園芸植物を食べてしまう非常に有害な害虫として知られている。
茨城県:共通害虫-ハスモンヨトウ
芋活:ハスモンヨトウ
平群庵:ツマグロキンバエ
この記事へのコメント