2024年9月17日に平磯海岸で見たアオサギの食事(その2)
2024年9月17日のことだが,平磯海岸(茨城県ひたちなか市平磯町)を訪問した。
午前10時頃に現地に到着した。大きく干潮になっており,通常は海面下にある岩場などが露出していたので,そのあたりで捕獲可能な魚類や甲殻類その他の小動物などを求めて様々な野鳥もやってきていた。
この日は,少なくとも4羽のアオサギ(Ardea cinerea)が平磯海岸に来ていたのだが,干潮により海面上に出た岩場付近には,熱心に魚を探すアオサギの姿が見られた。
その中の1羽のアオサギが目測で30cmくらいあるダイナンギンポ(Dictyosoma temminckii)と思われる魚を捕獲し,丸呑みにしてしまった。
そのアオサギは,更に食べ物を探していたのだが,間もなく,マフグ(Takifugu porphyreus)と思われるフグを見つけ,口に咥えた。
ところが,何かよろしくない味(毒の味?)がするらしく,そのフグを口に咥えたまま何度も海水で洗うような動作をした。私が観察している間だけでも10回くらいそのような動作を繰り返した。しかし,問題が解消されなかったらしく,結局,そのフグを海水中に捨て,その場から移動してうろうろした後,近くの別の岩場に飛び去ってしまった。
なお,魚釣りをしないのでよくわからないことが少なくなく,このアオサギが口に咥えていたフグの種名に関しては確実ではない。
海岸の様子
(フグをみつけた直後の様子)
(考え中)
(味見中?)
(海水でフグを洗う動作)
(吞み込もうと試みるが・・・)
(再度考え中)
(フグを洗う動作の繰り返し)
(「ダメかも・・・」という表情)
(フグを放棄)
(ゆっくりと移動)
(周囲の状況を判断中)
沖を航行する船舶
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