土浦市乙戸:鹿島神社
先日,鹿島神社(茨城県土浦市乙戸)を参拝した。
乙戸神社の鳥居の上には,地区総出で編んだ長い蛇のような注連縄が載せてあるので,蛇神社とも呼ばれているらしい。これだけ長いと,蛇ではなく龍ではないかと思う。
鹿島神社には独特の神事が伝えられてきたようなのだが,その神事のための田がバイバス工事のために消滅してしまったので,その買収代金によって境内の整備が進められ,社殿も改築されたとのことだ。そのため,参道や社殿等は比較的新しい。その経緯に関しては,境内に建立されている石碑に記されている。
鹿島神社に関しては,塙泉嶺編『新治郡郷土史』(大正14年・復刻版昭和54年)の中の旧東村の部に記載がある。同書119頁には「此の社は氏神として大字乙戸にあり」と書かれている。
社殿の裏手奥には大日如来の石塔が集められ,参道には庚申塚があり,神仏習合の様子の一部を現代に伝えているのではないかと思う。
鹿島神社の鳥居と社号標
参道
鹿島神社の社殿
扁額
奥の院
鹿島神社外新築工事完成記念碑
境内社(雷神様)
境内社(権現様)
境内社(稲荷神社)
境内社(大杉神社)
境内社(愛宕神社)
境内社(北向道祖神・伏見稲荷・一言明神)
庚申塚
大日如来
手水
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