コニシキソウで繁殖する極小のカメムシ
庭の除草作業をしていたところ,コニシキソウ(Euphorbia maculata)と思われる草が繁茂していた。
その草を抜こうと思って近づいたところ,何か小さなカメムシがいた。よく分からないけれども,チビナガカメムシ(Stigmatonotum rufipes)またはその近縁種だろうと思う。
慌てて部屋に戻り,カメラを持ち出してその写真を撮った。鮮明な写真を撮ろうと思ってカメラの設定を調整している間にそのカメムシは,飛び去ってしまった。残念・・・
他にいないかと探してみたところ,同一種の幼虫と思われる個体がいたのでその写真を撮った。ピンボケ写真だったのでより正確な写真を撮ろうと思い,カメラの設定を調整した上でもう一度探したのだけれども,既に隠れてしまって見つけられなかった。
普通の写真では,当の昆虫が小さすぎてわからないだろうと思い,トリミングした画像を作成してみた。
なお,この植物の果実にはあまり毛がないのだが,幾つかの識別点を総合的に検討するとコニシキソウに該当する。
ただ,典型的なコニシキソウでは果実にも毛が生えるので,推定としては,(1)毛のないタイプのコニシキソウが存在する,(2)酷似するけれども別種の帰化植物が存在する,(3)他の近縁種との交雑であるという3つの仮説は成立し得る。
(成虫)
(幼虫?のピンボケ写真)
普通の写真
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