ヒメモロコシ型のセイバンモロコシの花
2024年9月10日に自宅近くの里山を散策した際,セイバンモロコシ(Sorghum propinquum)が開花しているのを観た。
以前は,赤色の強い花を咲かせるタイプのセイバンモロコシが多かったが,最近は,ヒメモロコシと呼ばれるタイプのものが圧倒的に増えてきた。品種とされており,品種としての学名(Sorghum propinquum f. muticum)も一応あるのだけれども,同一の遺伝子個体が自然環境の変化に対応して外形的形質を変化させるのかもしれず,例えば,同一の遺伝子をもつ植物なのだけれども,春に開花する場合と秋に開花する場合とでは花が異なるということもあり得るのだけれども,よくわからない部分が多い。
一般に,セイバンモロコシは,全草に毒成分を含む有害植物とされているのだが,とにかく非常に多くの場所で増え続けている。
侵入生物データベース:セイバンモロコシ
野田市:セイバンモロコシ(西蛮蜀黍)(イネ科モロコシ属)
松江の花図鑑:セイバンモロコシ(西蕃蜀黍)
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