自宅近くの里山で見たチュウダイサギ
ダイサギ(Ardea alba)とチュウダイサギ(Ardea modesta)の識別点の記述は,文献によって異なっているところがあり,面倒くさい。特に脚の色に関しては,婚姻色としての変化を無視して(一年中同じ色であるかのような誤解を与えるように)書かれていることもあり,(そのような変化があるということを頭に入れないまま)あまり重視し過ぎると同定に失敗しそうだ。嘴の色に関しても同じ。
2024年9月10日と9月11日,自宅近くの里山を散策したところ,たまたますぐ近くに標準的な大きさのアオサギ(Ardea cinerea)がいたため,その大きさを比較できる状態で問題のサギを観察できた。
問題のサギの大きさは,アオサギとほぼ同じくらいであり,かつ,チュウサギ(Ardea intermedia)とはかなり異なるので,チュウダイサギ(Ardea modesta)と同定することにした。
なお,9月10日には,このチュウダイサギと思われるサギと一緒にゴイサギ(Nycticorax nycticorax)が写っている写真も撮ることができた。そのゴイサギに関しては,既に別のブログ記事に書いた。
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