巣穴に出入りするクロアナバチ
2024年9月8日の午前,高崎自然の森(茨城県つくば市高崎)を訪問した。
高崎自然の森とその周辺の里山では,クロアナバチ(Sphex argetatus fumosus)をときどき見かけるのだが,この日には,巣穴を出入りしている様子を観察できた。
クロアナバチは,キリギリスの仲間を捕獲して巣の中に運び込み,幼虫の餌にするというハンター型のハチだ。人間の方からクロアナバチを攻撃するような場合を除いては,人間を襲うことはまずない。
しかし,比較的大きなハチなので迫力があり,初めて見るとびっくりして「駆除しなくちゃ!」と思ってしまう人が少なくないかもしれない。でも,人間にとって有害な昆虫ではない。
私個人としては,比較的好きなハチの一つとなっている。全体に真っ黒で,顔面だけ白い毛が密に生えており,精悍さというよりは,ある意味で愛嬌のようなものを感じさせる。
虫ナビ:クロアナバチ
ランキングの項目名はシステムによって自動的に設定される仕様となっており、固定的ではありません。任意の設定ができない仕様になっています。そのため,記事内容と関係のない項目名が示されることがあります。
この記事へのコメント