高崎自然の森のクルマバッタモドキ(緑色型)など
2024年9月8日の午前,高崎自然の森(茨城県つくば市高崎)を訪問した。
高崎自然の森ではかなり多数のクルマバッタモドキ(Oedaleus infernalis)を観ることができる。
クルマバッタモドキは,普通の褐色型が圧倒的多数であり,背中のX字型の黒い斑紋も明瞭なのだが,ときどき緑色型の個体もみつけることができる。
この緑色型のものは,ちょっと見るとトノサマバッタのオスのような感じにも見え,しかも,背中のX字型の黒色斑紋が全くなく全部緑色になっているタイプのものもあるので,とても紛らわしい。
そして,クルマバッタモドキには,後脚が真っ赤になっているタイプのものもある。成熟度と関係しているのかもしれないが,別種のように見えてしまうことがある。
私は,複眼の模様の(クルマバッタモドキでは横線が入っているように見える)特徴や胸部の細部の構造の相違などから識別するようにしている。また,一般的には,クルマバッタモドキは比較的小型のバッタなので,大きさから直観的に判断できる場合が多いかもしれない。
クルマバッタモドキ(Oedaleus infernalis)(緑色型)
同上
同上
クルマバッタモドキ(褐色型)
同上
クルマバッタモドキ(後脚が赤色のタイプ)
クルマバッタ(Gastrimargus marmoratus)
トノサマバッタ(Locusta migratoria)
同上
虫ナビ:クルマバッタモドキ
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