アカボシゴマダラの産卵?
2024年9月4日のことだが,つくば植物園(茨城県つくば市天久保)を訪問した。
園内の低地性低木林の区画を散策中,エノキ(Celtis sinensis)の実症幼木とムラサキシキブ(Callicarpa japonica)が混在しているような場所で,アカボシゴマダラ(Hestina assimilis)が産卵しているように見える場面と遭遇した。
あまり丈のないエノキの若木のような樹木の上部の葉にとまり,腹部先端を押し付けるような行動を繰り返しながら,次第に枝から幹へと下ってその樹の下の方まで移動してきたので,その写真を撮ることができた。
ただし,この分野の専門家ではないので,疑似的な行動なのか真の産卵行動なのかを見分けることができない。
あくまでも,そのように見える場面に遭遇したので,その記録のために写真を撮ったということに尽きる。
なお,当然のことながら,近くで撮影した写真の方が大きく撮影できるので,若木の細い幹を降りている写真は時間的には後の方に撮影した写真となる。枝先の葉の上面や裏面のあたりにいる状況を撮影した写真の方が時間的には早い。
昆虫エクスプローラ:アカボシゴマダラ
侵入生物データベース:アカボシゴマダラ
国立科学博物館筑波実験植物園(つくば植物園)
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