乙戸沼公園のナンバンギセル

台風の影響により荒天が続いているのだが,昨日(2024年9月1日),午前中であれば晴れが続くだろうと予測し,乙戸沼公園(茨城県土浦市中村西根~茨城県土浦市卸町)まで出かけてみた。期待どおりに雨雲が途切れて陽光が降り注いだ。

愛用のコンパクトデジカメを頚からぶら下げて遊歩道を歩いていたところ,たまたますれ違った方から「ナンバンギセルが咲いてるよ」と教えていただいた。まことにありがたいことだと思う。

ナンバンギセル(Aeginetia indica)は,自らは光合成をせず,ススキに寄生して生育する植物なので,ススキのある場所に行ってみたところ,見つけることができた。
立派に咲いていた。花期が長い植物ではなく,花がすぐに腐ったような状態になってしまうので,幸運だったと言える。

つくば市~土浦市あたりで野生のナンバンギセルを観るのはかなり久しぶりのことだ。


Aeginetia indica


Aeginetia indica



 国立科学博物館:ナンバンギセル

 三河の植物観察:ナンバンギセル 南蛮煙管



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