モンクロシャチホコの幼虫を捕食中のカマキリ

台風の影響で雨や曇りの日が続いている。たまたまそのようになってしまったので,外に出られない間,自宅のPCに向かって仕事に没頭していた。その結果,目がしょぼしょぼ・・・老化による劣化には勝てない。

今朝,レーダーの画像等の気象データを検討してみた結果,午前中であれば晴れが続くだろうと予測し,乙戸沼公園(茨城県土浦市中村西根~茨城県土浦市卸町)まで出かけてみた。期待どおりに雨雲が途切れて陽光が降り注いだ。

遊歩道を歩いていたところ,植栽されている桜の木の幹にハラビロカマキリ(Hierodula patellifera)のようなカマキリがおり,何か毛虫のようなものを捕食中の場面と遭遇した。即座にその写真を撮った。

そのカマキリが食べていたのは,モンクロシャチホコ(Phalera flavescens)の幼虫だろうと思う。

自然界は厳しい。

なお,このカマキリ個体は,全体としてはハラビロカマキリの特徴を具備しているのだが,前脚の黄色の突起が小さいので,外来種であるムネアカハラビロカマキリ(Hierodula venosa)との交雑または特定のタイプのムネアカハラビロカマキリそのものではないかというような疑いがある。
よくわからないので,とりあえず「Hierodula sp.」としておくことにした。
厳密には,DNAを分析してみないと確定的な同定ができない。


Hierodula sp.


Hierodula sp.



 虫ナビ:モンクロシャチホコ

 芋活:モンクロシャチホコ



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