香取市一ノ分目:善雄寺

過日,浄土宗・野中山寶樹院善雄寺(千葉県香取市一ノ分目)を参拝した。本尊は,阿弥陀如来。

本尊の木造阿弥陀如来像は,慈覚大師作の古い時代のものであり,長い年月が経つ間に頭部だけとなっていたけれども江戸時代に現在の姿のように修復されたとのこと。千葉県指定の重要文化財となっている。本堂の正面のガラス窓から拝見し,合掌した。

善雄寺は,小見川の領主・粟飯原左衛門尉平孝宗の家老・成毛對馬守が大檀那となって康元元年(1256年)に開基した古い寺院。

境内には古い石造物が多数あり,文化財としての価値の高いものが多数含まれている。また,板碑の中には古墳由来の石材の二次利用物ではないかと思われるものも含まれている。善雄寺のすぐ近くには,三之分目大塚山古墳(千葉県香取市三之分目大塚 )がある。この古墳は,大きな前方後円墳。

千葉縣香取郡役所編『千葉縣香取郡誌』(大正10年)の438頁に善雄寺の解説がある。


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山門


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本堂


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善雄寺の説明板


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木造阿弥陀如来像の説明板


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野中山の扁額


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祖師堂


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鐘楼


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梵鐘



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左側の六角地蔵


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右側の六角地蔵


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永代供養堂の観音像


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六地蔵


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歴代住職の墓石


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南無阿弥陀佛


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板碑(供養塔)など


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地蔵尊・古い供養塔など


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地蔵尊・板碑など


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砲術家・田付景治大居士の墓石


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湯殿山月山羽黒山大権現


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南無阿弥陀佛



 善雄寺



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