アワダチソウグンバイムシふたたび
2024年8月21日のことだが,自宅近くの里山を散策した際,昨年の同時期頃にアワダチソウグンバイムシ(Corythucha marmorata)が繁殖しているのを見つけたオオブタクサ(Ambrosia trifida)が生えている場所に寄ってみた。
今年も多数のアワダチソウグンバイムシを見つけることができた。アワダチソウグンバイムシは,3ミリ内外の非常に小さな昆虫なので,慣れないと見つけられないかもしれないが,オオブタクサのボロボロになっている葉をよく見ると小さな白っぽい塵のようにも見える虫がおり,丁寧に観察すれば,それがアワダチソウグンバイムシなのだと認識できるようになる。交尾する際には全身を震わせるような動作をしているように見える。
他方で,オオブタクサは,高さ2メートルを超えるくらいになる大型の植物。
今年は散策場所である里山の中にオオブタクサの繁殖している場所が増え,あちこちでジャングル化していた。まだ蕾が出る前の段階の個体が多かったけれども,蕾が出始めている個体もあった。
ちなみに,この日には調整池周辺で機械装置による除草作業が行われている最中だったので,現状が同じなのかどうかは不明。
アワダチソウグンバイムシ
(Corythucha marmorata)
同上
同上
同上
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オオブタクサ(Ambrosia trifida)
同上
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農林水産省:我が国で新たに発生し分布を拡大しているグンバイムシ
侵入生物データベース:オオブタクサ
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