ハネナガヒシバッタ

2024年8月18日のことだが,牛久市観光アヤメ園(茨城県牛久市城中町)を訪問し,同アヤメ園とその周辺で動植物を観察した。

散策中,メヒシバ(Digitaria ciliaris)の小穂の上にハネナガヒシバッタ(Euparatettix insularis)がいるのを見た。私にとっては珍しいバッタなので,夢中になって写真撮影。

写真を撮影している時には気づかなかったのだが,ハネナガヒシバッタの背後に小型のクモが写っていた。ドヨウオニグモ(Neoscona adianta)の幼体と思われる。このドヨウオニグモがハネナガヒシバッタを捕獲しようとしていたのかどうかは不明。

また,ハネナガヒシバッタの向こうにとても小さなカメムシ幼体が写っていた。
確実ではないが,ホソハリカメムシ(Cletus punctiger)の3齢幼虫ではないかと思われる(友国雅章監修『日本原色カメムシ図鑑』(全国農村教育協会,1993年)の図版73参照)。


Euparatettix insularis
ハネナガヒシバッタ(Euparatettix insularis


Euparatettix insularis
同上


Euparatettix insularis
同上


Euparatettix insularis
左:ドヨウオニグモ(Neoscona adianta)の幼体?
中央:ハネナガヒシバッタ
右上:ホソハリカメムシ(Cletus punctiger)の3齢幼虫?



 虫ナビ:ハネナガヒシバッタ

 広島大学デジタル博物館:ハネナガヒシバッタ

 広島大学デジタル博物館:ニセハネナガヒシバッタ



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