印西市浦部:観音寺
過日,浦部仁王尊として知られる天台宗・日照山慧光院観音寺(千葉県印西市浦部)を参拝した。本尊は,阿彌陀如来。観音堂の本尊は,十一面観世音。
印西大師八十八所第十六番札所となっている。
観音寺は,慶安元年(1648年)に建立された寺院。
千葉縣印旛郡役所編『千葉縣印旛郡誌』(大正2年)の復刻版である『千葉県印旛郡誌 後篇』(臨川書店,昭和60年)の547頁には観音寺の解説がある。その記述によると,観音寺は,天台宗延暦寺派であり,「中本寺泉倉寺末」とのこと。この泉倉寺とは,天台宗・天龍山泉倉寺(千葉県印西市和泉)のことを指す。
観音寺に安置されている木造延命地蔵菩薩座像及び弥陀一尊武蔵板碑は,いずれも印西市の有形文化財に指定されている。
観音寺には,本堂とは別に,とても立派な観音堂がある。観音堂の前には仁王門がある。
観音寺入口付近
本堂(阿弥陀堂)
弥陀一尊武蔵板碑の説明板
観音寺弁才天鋳銅鰐口の説明板
観音堂大改修落慶記念碑
地蔵尊
弁才天
仁王門
印西大師第十六番
西国大師第七十番
観音堂正面と石段
観音堂側面
観音堂の彫刻(一部)
同上
平和の鐘
様々な鐸と鐘
御宮
普門品供養塔縁起碑
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