2024年8月6日に廻戸揚水機場付近の蓮田で見た鳥など
2024年8月6日のことだが,廻戸揚水機場(茨城県稲敷郡阿見町廻戸)付近を散策した。
蓮田の外縁を通る農道のような道と護岸堤の上を通る道だけを歩き,そこから見える範囲内で蓮田の中にいる野鳥を観察した。
休耕中の蓮田には水がほとんどなく泥田状態であり,オオアカウキクサ(Azolla japonica)と思われる植物が表面を覆っている場所もあったし,一定程度の水のある場所もあった。
この日に観ることができた野鳥は,イカルチドリ(Charadrius placidus)の幼鳥ではないかと思われる鳥,アオサギ(Ardea cinerea),チュウダイサギ(Andea modesta),チュウサギ(Ardea intermedia),コサギ(Egretta garzetta),ゴイサギ(Nycticorax nycticorax),ムクドリ(Spodiopsar cineraceus),ハクセキレイ(Motacilla alba lugens),イソシギ(Actitis hypoleucos),カルガモ(Anas zonorhyncha)。
イカルチドリの幼鳥ではないかと思われる鳥とハクセキレイの幼鳥に関しては既に別のブログ記事を書いたので,それ以外の野鳥に関し,記録のため,このブログ記事を書くことにした。
なお,イソシギとして同定した鳥は,かなり遠くにいたので鮮明な写真がない。
しかし,現地において肉眼で観察した結果や渡来時期の関係などから,ハマシギ(Calidris alpina)等の類似種ではなくイソシギだろうと判断した。
このあたりではイソシギを見たことが何度もある。基本的には単独で行動しているようだ。
ゴイサギは,明らかに成鳥だった。撮影しようとカメラを向けたとたんに飛び去ってしまったので,飛行中のピンボケ写真しかない。
アオサギ(Ardea cinerea)
同上
同上
同上
チュウサギ(Ardea intermedia)
同上
同上
同上
同上
ムクドリ(Spodiopsar cineraceus)
同上
同上
イソシギ(写真中央右)
(Actitis hypoleucos)
アオサギ(Ardea cinerea)(奥)
イソシギ(Actitis hypoleucos)(中央右端)
ゴイサギ(Nycticorax nycticorax)
カルガモ(Anas zonorhyncha)
チュウダイサギ(Andea modesta)
同上
同上
コサギ(Egretta garzetta)
同上
同上
チュウサギ(左)
チュウダイサギ(中央)
コサギ(右)
かなり体力が低下しているため,長年の夢だったバズーカ砲のような巨大望遠レンズをつけた高性能一眼レフとがっしりした三脚をかついで山野を彷徨し,特殊な自然環境下にのみ棲息する希少な動植物を観察することは,完全に夢に終わってしまった。
まだ私の体力がどうにかこうにか温存されていた時期には,本来の仕事の関係やら家庭内の面倒な事情やら新型コロナの関係やらでごたごたしており,そのために私の人生の時間の中の最後の機会を全部潰されてしまったような感じになってしまっている。
しかし,これも運命なのだろうと思う。そう思って対処してきた。
人は,自分に対して定められた運命に逆らうことはできない。
このことは,古典ギリシアの悲劇の傑作が書かれた時代から全く変わっていないし,般若心経が最初に書かれた時代からも変わっていないと言える。つまり,普遍の真理なのだ。
AI関連の研究を含め,科学技術によって運命を乗り越えようとする研究は,そのような意味での理性も知性も倫理観も基礎としていないので,必ず破綻する。
従って,そのような研究を「金儲け」につなげようとする卑しい投資も(当然のことながら)全て破綻する。
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