ゴマナかシロヨメナか?
2024年8月2日のことだが,戦場ヶ原(栃木県日光市中宮祠)を訪問した。
赤沼駐車場から出発して自然観察路を青木橋経由で小田代原の休憩所まで歩き,いま観られる動植物を観察した後,小田代原の休憩所から低公害バス(有料・大人500円)に乗車して赤沼駐車場に戻った。
散策中,小田代原でゴマナ(Aster ageratoides var. laticorymbus)のように見える植物が開花していた。
ただし,私が観た個体は,典型的なゴマナと比較すると葉や花柄などの毛が乏しい。また,ゴマナの通常の開花期は9月~10月なので,時期的に何となく不安が残る。
他方において,戦場ヶ原にはシロヨメナ(Aster ageratoides var. laticorymbus)も生えているし,しかも,一般論としては,シロヨメナと他のキク科植物との自然交雑種が多数存在する。
そこで,ちょっと検討してみた。
よくわからないのだが,葉脈の特徴などから,シロヨメナ(Aster ageratoides var. laticorymbus)ではないかと考えられるものの,自然交雑種の可能性は残る。
三河の植物観察:ゴマナ 胡麻菜
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