常陸太田市宮本町:若宮八幡宮
過日,若宮八幡宮(茨城県常陸太田市宮本町)を参拝した。祭神は,大鷦鷯尊(仁徳天皇)。太田稲荷神社(倉稲魂命)を併祀している。そのため,拝殿は共通で1棟だが,本殿が2棟並んでいる。
若宮稲荷神社は,関東管領・上杉家から養子として佐竹氏に入り第十三代当主となった佐竹義仁が,応永年間に鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)から分霊を勧請して太田城内に祀ったのが始まりとされている。佐竹氏が秋田に転封となった後である宝永5年(1708)に現在の鎮座地に遷座し,社殿が造営された。
常陸国(現在の茨城県)における江戸氏~佐竹氏~水戸徳川家という支配者の変遷に伴う八幡社(八幡宮)の扱いの極端な変化に関しては,馬場八幡宮(茨城県常陸太田市馬場町)との関連で既に述べたとおり。
塙泉嶺『茨城縣久慈郡郷土史』(大正13年)の47頁では,若宮八幡宮に関する解説として,『常陸國誌』を引用し,かつては「神殿は板葺高一丈二尺表八尺妻六尺五寸 神体は檜像 拝殿は萱葺長三間横二間 鳥居は高八尺五寸 社領は十石なり 社司を豊田氏と云う」という状態だったものが大いに面目を改める立派なものとなった旨が記されている。
若宮八幡宮の参道には樹齢500年と推定されているケヤキの古樹があり,常陸太田市の文化財(天然記念物)に指定されている。
参道の鳥居
参道のケヤキ
参道
神門
手水
由緒書
拝殿
佐竹紋
拝殿正面の彫刻
若宮八幡宮の本殿
太田稲荷神社の本殿(神紋は稲荷紋)
境内社(太田天満宮)
境内社(市比売神社・別雷神社・愛宕神社)
境内社(足尾神社・富士神社)
神楽殿
神輿殿
自動車の祈祷所
御祓殿
社務所
駐車場側の鳥居
若宮八幡宮の境内地付近から見える景色
茨城県神社庁:若宮八幡宮
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