常陸太田市東二町:稲荷神社
過日,稲荷神社(茨城県常陸太田市東二町)を参拝した。祭神は,宇迦之御魂命。
この稲荷神社は,板谷稲荷神社とも呼ばれ,伏見稲荷大社の分霊を勧請し,天明2年(1782年)に創始された神社。
「板谷」は「ばんや」と読み,板谷坂という地名に由来している。板谷坂付近は,元は佐竹氏の「番屋」があった場所なので,その名があるのだそうだ。
板谷稲荷神社の境内地は,崖の上にある。眺望の良い場所ではあるけれども,過去に崩落したことがあるとのことで,明治33年に石垣が築造された。
なお,塙泉嶺『茨城縣久慈郡郷土史』(大正13年)の47~48頁には,旧太田町にある神社として若宮八幡宮(旧宮本町)と稲荷神社(旧仲城町)の2社のみが収録されているが,ここでいう稲荷神社(旧仲城町)とは現在の舞鶴稲荷神社(茨城県常陸太田市中城町)のことを指し,板谷稲荷神社のことではない。
板谷稲荷神社入口付近
鳥居
社殿
井戸
鳥居付近から見える景色
茨城県久慈地方:稲荷神社
ランキングの項目名はシステムによって自動的に設定される仕様となっており、固定的ではありません。任意の設定ができない仕様になっています。そのため,記事内容と関係のない項目名が示されることがあります。
項目名のアイコンをクリックした場合,PCやスマートフォンの設定をポップアップ広告禁止に設定していないと多数の商業宣伝広告が強制されることがあります。禁止に設定しておけば,商業宣伝広告の表示なしでブラウズできます。ただし,ブラウザによっては禁止設定が自動的に解除されてしまうことがありますので,ご注意ください。
この記事へのコメント