日光市上三依水生植物園で見た花など(その2)
2024年7月30日のことだが,日光市上三依水生植物園(栃木県日光市上三依)を訪問した。
この植物園は,日光市(日光市観光経済部藤原観光課)が所管し,有限会社山加園に事務委託して運営されている植物園。丁寧に管理された施設内に日本の山野草と海外の園芸植物が植栽され,展示されている。山野草苗の販売コーナーもある。
2005年のことなのでかれこれ20年前のことになるが,上三依水生植物園を訪問したことがある。園内の木道のレイアウトなどは当時とあまり変わっておらず,ケラ(Gryllotalpa orientalis)と遭遇した場所などを懐かしく思い出した。
それから約20年経ち,継続的に可能な限りの勉強を尽くしてきたので,動植物に関する知識は増えたし,小型の野性鳥類を含め,様々な動植物を見つける速度も格段に高まったと自己評価している。
しかし,自然環境というものそのものに対する理解が深まったかというとあまり深まっていない。相手(=理解の対象)が大き過ぎるからだ。
しかし,諦めない。死ぬまで勉強を続けることになるだろう。
そうやって「自然の流れ」のようなものを少しでも理解しようとしているから,自分の仕事に関しても,他の同業者等にはない視点や知見を醸成し,他の人々には絶対真似できないような成果物を公表し続けてきた。
文字列の暗記しかできない形式的な意味での秀才から見れば,そんなに時間をかけて地道に努力を継続しなくても,もっと簡単にやれる方法があると思うかもしれない。
確かに,私のやり方は愚人の挙動なのかもしれない。それでも,私は,形式的な意味での秀才のようなタイプの人々には絶対に真似できないような人生の道を黙々と歩み続ける。苦心の連続だが,もともとそういうものなので苦心だとは思っていない。
南方熊楠と伊藤圭介もそうやって地道な観察を終生継続し,誰にも真似できない偉大な業績を残した。
私自身は単なる凡人に過ぎないので大した業績はないし,怠け者なので進捗は遅いのだけれども,南方熊楠や伊藤圭介の研究姿勢を尊敬し,踏襲している。
フシグロセンノウ(Lychnis miqueliana)
チダケサシ(Astilbe microphylla)?
ノカンゾウ
(Hemerocallis fulva var. angustifolia)
同上
エゾリンドウ(Gentiana triflora var. japonica)
ウバユリ(Cardiocrinum cordatum)
モミジガサ(Japonicalia delphiniifolia)
アジサイの品種(Hydrangea macrophylla cv.)
マムシグサ(Arisaema serratum)
トゲカメムシ(Carbula abbreviata)
カメムシの幼体(種名不詳)
キレンゲショウマ(Kirengeshoma palmata)
同上
モナルダ(Monarda cv.)
四阿
サギソウ(Pecteilis radiata)
同上
アキアカネ(Sympetrum frequens)
同上
オオカナダオトギリ(Hypericum majus)?
同上
ヤマユリ(Lilium auratum)
同上
木道
シカクイ(Eleocharis wichurae)?
同上
アサザ(Nymphoides peltatum)
同上
日光市上三依水生植物園
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