ツマグロコシアカハバチ
2024年7月29日のことだが,戦場ヶ原(栃木県日光市中宮祠)を訪問した。
赤沼駐車場から出発する低公害バス(有料・大人500円)に乗車して移動した上で,小田代原~千手ヶ浜方面を中心に散策し,いま見られる動植物を観察した。
林の中を通る自然散策路を移動中,路傍の叢の中に小さなハチがいるのを見つけた。現地では同定できなかったので,とりあえず写真を撮っておいた。
後日,検討してみた。
このハチは,ツマグロコシアカハバチ(Siobla pulchra)だと思われる。オスとメスとでは形状が若干異なるが,私が見た個体はオスだと思われる(『日本産ハバチ・キバチ類図鑑』127頁の標本写真参照)。
『日本産ハバチ・キバチ類図鑑』の406頁の解説によれば,ツマグロコシアカハバチのオスとメスとでは頭部の色彩も異なり,メスでは黄褐色の斑紋があるが,オスでは全部黒色とのこと。
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