2024年7月17日につくば植物園で見た花や虫など: 怠け者の散歩道２

2024年08月01日

2024年7月17日につくば植物園で見た花や虫など

2024年7月17日のことだが，つくば植物園（茨城県つくば市天久保）を訪問した。

この日につくば植物園内で観察した動植物・菌類等の中で，カイツブリ（Tachybaptus ruficollis），ヨツスジトラカミキリ（Chlorophorus quinquefasciatus），ニッポンハナダカバチ（Bembix niponica），コモンツチバチ（Scolia decorata ventralis），ヒメハラナガツチバチ（Campsomeriella annulata），コウヤツリアブ（Anthrax aygulus），コブチヒメヘリカメムシ（Stictopleurus minutus），ショウジョウトンボ（Crocothemis servilia），ナツアカネ（Sympetrum darwinianum），マイコアカネ（Sympetrum kunckeli），ノシメトンボ（Sympetrum infuscatum），シオカラトンボ（Orthetrum albistylum speciosum），オオシオカラトンボ（Orthetrum melania），コシアキトンボ（Pseudothemis zonata），コフキトンボ（Deielia phaon），ウチワヤンマ（Sinictinogomphus clavatus），レンゲショウマ（Anemonopsis macrophylla），カノコユリ（Lilium speciosum），ノコギリソウ（Achillea alpina），マツムシソウ（Scabiosa japonica），ハナオチバタケ（Marasmius pulcherripes），モリノカレバタケ（Gymnopus dryophilus），アイバシロハツ（Russula chloroides）などに関しては，既に別のブログ記事を書いた。

それら以外の動植物に関し，記録のため，このブログ記事を書くことにする。

ヒトモトススキの学名に関し，つくば植物園内の標識上には「Cladium chinense」と記載されていたけれども，YListでは「Cladium jamaicense Crantz subsp. chinense (Nees) T.Koyama」としている。Kewでは，「Cladium chinense Nees」を「Cladium mariscus subsp. mariscus」の異名（Synonym）としている。また，Kewでは，「Cladium jamaicense Crantz」を「Cladium mariscus subsp. jamaicense」の異名（Synonym）としている。このブログ記事では，「Cladium mariscus」と記載することにした。

モイワシャジンの学名に関しては，従来，「Adenophora pereskiaefolia var. moiwana」とされてきたけれども，Kewでは，「Adenophora pereskiifolia var. moiwana (Nakai) H.Hara」を「Adenophora pereskiifolia (Fisch. ex Schult.) G.Don」の異名（Synonym）としている。そして，つくば植物園内の標識上でも「Adenophora pereskiifolia」と記載されている。